


ガレージとは。。。まあ、あるに越したことはないもの。。。とか思っていたりしないでしょうか!
ええ、私も当初は雨風しのげたら良いなくらいしか思っていませんでした。
ここではただの車庫ではない!ガレージの魅力を伝えられたらと思います。
(車庫を英語でいうとガレージじゃないのとか野暮なことは言わないでくださいな)
自分のイメージするガレージは、車を安置出来るだけでなく、車関係の作業も含めた、
”乗る以外の車との関わり”を持てる空間の事と思っています。
端的に言えば、シャッター付きの箱部屋に、パイプ椅子と小さい机と車があって、
コーヒー片手に愛車を眺めたりする様な、まあそういうことです(逆にわかりづらいかも)
しかし一口にガレージといっても手に入れるのは結構大変。
自分もガレージ欲しいなと思ってからが長かったです。
先立つもの以上にきついのが周囲の理解が得難いところ。
口で言ってもなかなかガレージの良さをわかってもらえず、何度も歯がゆい思いをしました。
でもなんとか手に入れた今は、そのものずばりを見せると皆納得してくれるのです。
ああ、こういうことがしたかったのねと。
だからまずはガレージを持ったうえで気づいた魅力を伝えていこうと思います!
そして今ガレージを持ちたいなと思っている人たちの背中を押したいと思います。
1.『車を収めた時の高揚感がやばい』
いきなり精神世界の話かよ、とか思わないでくださいw これは非常に大事なポイントです。
まず、なんかわかりませんが、ただ車を入れただけでテンションえらい上がります。
いまだに自分の車が入っている様子を見るとうれしくなります。
確かに大事なR32が雨風にさらされることと縁を切れた喜びはあります。
ですが、それだけでは説明できないくらい不思議な満足感が得られるのです。
きっと車に特別な居場所を確保できた事実が、どやどやしい気持ちを沸かせるのでしょう。
これはもしかすると野郎にしか沸かない感情かもしれません。
そう、小さな頃に秘密基地に現を抜かした少年だった我々にしか。
小さなころの秘密基地から始まった俺たちの旅路は、
ガレージという空間をゴールとしてるのかもしれません(謎)
秘密基地って自然の中で自分たちの我儘を通してるぞ!
って所にわくわくするのだと思うのです。
今までただの草木が生えただけの土地に、
こんな素敵な自分達の居場所をつくってやったぞと。
で、自分の力で雨風凌いで普通ならそこで出来ないことをやる!
強引な話と言われそうですが、そういう楽しさがガレージにはあるのです。
車作業をするのに雨風以上に厄介なのは人の目。
自分の車でも長時間見つめているとアホ扱いされるし、
ましてやいじりだすと色んな人が寄ってきます。何度深夜に職質されたことか。。。
雨、風等の自然の驚異と、他人の目という人的脅威と、
そう言ういかんともし難い状況を一挙にシャットアウトして我儘を通す。
車に関してやれることがグッと増えることでより車への愛着も沸いていく。
つまるところ車だけでなく、そういう事が出来る空間そのものが愛おしく感じる様になるのです(アーメン)。
つまりは! 囲われた空間により、どんどん楽しくなっていってしまうこの事象を、
”秘密基地効果”というのです! 大人でもワクワクが止まらなくなるのです!
ごめんなさい。言葉は勝手に作りました。。。
まずはおすすめとして、ガレージを持っている友人等が居れば、
自分の車を一度入れさせてもらうとよいと思います。
実際に自分の愛車が収まっている姿を見るとこの話も納得して頂けるのではと思います。
ぜひともガレージの魅力を肌で感じ取っていただきたいです。
2.『車作業がいつでもやめられる』
これも何言ってんのと思われそうですが。。。これ大事です。
車のDIYで一番困るのは作業を途中で切り上げられないことです。
青空作業の場合、ばらばらになった車の部品やら工具をそのまま放置することもできず、
増してや日照時間を過ぎて以降は作業の続行が困難なこともあり、作業時間が限られます。
その点、ガレージならばシャッター閉めれば基本的に即作業を中断できます。
例え車がばらばらであっても次の日以降に作業を持ち越す事が容易にできます。
特に自分の場合は作業途中で足りないものが発覚し、散らかしたまま買い出しに行くことが多く、
その都度ガレージのありがたみを感じております。
そう、やってる方ならわかると思いますが何より腹が減ります。。。
外で昼飯食べてリフレッシュしてからまた作業!って最高ですよw → 沼津市西島長付近は飯屋多しw
DIYは工具や部品の不足というリスクが常についてまわりますが、
最悪は通販で物が届くまで作業を中断して待つことだってできるのです。
このメリットは実際にガレージ作業をする中で気づきました。
たまに友人の車を入れて作業することもあるので、友人もこのメリットには直ぐに気づきます。
もちろん途中で雨が降ってきても大丈夫だとか、炎天下の下作業しなくて良いとか、
そういう恩恵もたくさんあるのですが、それに匹敵するくらいこの作業時間の自由度の広がりは重要な事なのです。
こうなってくるとあとは自分のやる気だけ天秤にかけてDIY作業ができるので、
自ずとやれることが増えていくのでどんどん車が充実していきます。
まあその分工具の類がガンガン増えていくのでどこまで出費が抑えられているかはわかりませんが。
これについても、とっても心の広いガレージ持ちの友人等いれば、
小ネタでよいのでガレージ作業をさせてもらうのがよいかもしれません。
自らトラブルを仕込む人はいないでしょうが、あ!なんか足りないと思った時にガレージ作業で良かったと
心の底から思えるはずです。
3.『精神的安定が得られる』
結局また精神世界のお話ですw 例えば皆さんは愛車を置いて長いこと不在になるときどうなりますか?
私は情緒不安定気味になって、もしそれが仕事で海外ということになればまったく仕事が手につかなくなります。
(といいつつ小心者なので仕事はするのですが、気持ちの問題です)
これはカーポートに留めている頃の話ですが、要はいない間にいたずらされたり、盗まれたり、雨風で汚れたり、
嵐が来て近くの店の鉄看板が刺さったところに、大粒の雹が降り注いで廃車に追い込まれたり…
とにかく心配になってしまうわけです。特に大事にするあまりにセカンドカーなるものを常用し、
普段は家に置きっぱなしともなると、セカンドまで買って得ようとした充実車生活がまさかの逆効果で不安の種に…。
前置き長かったですが、ガレージに入れておくだけでこれらの不安が一気に解消されるのです!!
この効果は非常に大きいと思います。特に、旧車、雨天未使用車、隣人やら野良猫やらとのトラブルが絶えない方、
走り重視でエアロがダクトだらけだったり、コーティングで曇り一つない黒い車体の維持に命を燃やしていたりする方!
とにかくガレージに入れれば問題なし! もう毎日その抱えている不安が一気に逆転!
ガレージ内でいつでも安心の愛車を見る喜びに変わるのです!(ハアハア)
車が足かせとなって彼女や友達との旅行を諦めたことがある人も多いはず(ちょっとはいますよね?)
とまあ車好きの方にはなんとなく共感して頂けるのではと思っています。
実際に車好き仲間に聞くと同じようなことを考えていはいるし、そりゃあガレージがあるに越したことないよねと。
ただ一度ガレージ生活を味わうと、無い生活にはもはや戻れない気もしますが…。
4.『最後に』
ガレージといっても基礎から新築したらそれは大変な事です。大事なのは車がすっぽり入れる屋根と四方が囲まれた空間で、出し入れがそんなに苦ではないことです。ガレージがないころはずっと近所の廃業した工場や、シャッターさえつければガレージっぽくなるお店の一回部分とかを見ては妄想していました。おそらく何かを流用すれば労力はかかるけどうまいことできるのではないでしょうか。工夫して何とかしちゃいましたってガレージも味わい深くて良いものです。